メンヘルにならないための10のTips

人の心は弱く、壊れやすい。どんな人でも「絶対にメンヘルにならない」と言い切れる人は居ません。
それでもメンヘルになりにくくする工夫というのはある気がします。メンヘルにならないためには、なっても快復するために有効そうなTipsを集めてみました。

  • 食事

栄養が偏ると怒りっぽくなるなど精神に変調をきたす事が知られています。
バランス良く、毎日規則的に、野菜中心に、獣肉は少なめに
個人的には、ヨーグルトと白湯(ただのお湯)がおすすめ

  • 運動

毎日4000歩以上歩かないと鬱になることが知られています。
万歩計を付けて、どのくらい歩くと4000歩を超えるかを体感すると良いです。
歩く事は筋肉を動かす神経系と、実際に筋肉が動いた事による血流のポンプの肉体に対する効果がありますが、さらに、歩いて実際にいろいろなものを見、それに対処した運動を起こすと言う事で五感を刺激し、問題解決を行わせる複雑な情報処理が発生して大脳を刺激します。
また、球技などのスポーツは動体視力や空間認識力が衰える事を防止できるので定期的にやりたいものです。

  • スキンシップ

少なくとも1日に一回はハグをしたり、触れ合ったりする事が大切だと感じます。人の温かみを体で感じられない事はきっと心に悪影響を及ぼすでしょう。

  • 知覚の偏り

画面ばかりジーっと見つめるような事を長時間繰り返すと、VDT症候群に陥り、さらに、心にも悪影響を与えるでしょう。
例えば、画面を見ながらメールを書く時と、対面で人に話しかける時では、表面上の情報伝達という意味では同じですが、大脳の動きでは全く異なり、後者の方がより複雑で多様な情報処理が必要になっています。相手の表情の微妙な動きや返って来る返事のタイミングや内容や声色など、処理すべき情報が桁違いに多いからです。
逆に処理すべき情報量や種類が少ない活動を延々と繰り返すことは大脳の使い方として不自然な状態ですから心の動きに偏りが出てしまう事もありそうです。

  • 行動の硬直化

人は放っておくとどんどん行動が単調になるようにできています。
毎日の通勤通学路も固定化し、食べる食事も同じようなものばかりになり、話す相手も限られてきてどんどん単調に遷移していきます。単調と言うことは驚きやワクワクするような感覚から遠ざかる事で、これは心にとっては良くないと思われます。
毎日なるべく違う道を歩き、食べる物は意識的に変え、初対面の人にどんどん声をかける事を日頃から実践していく事が大切です。

  • 挨拶

挨拶は人の心と心の交流の大切なプロトコルです。挨拶をしておくと心の閉塞感の解消に繋がります。人と会うとき、分かれる時、必ず大きな声で心を込めて挨拶をする習慣を付けておくといいでしょう。

  • ありがとう

他人に感謝する事は自分と他人の豊かなつながりを再認識する事です。明示的に感謝の意を表す事はこれを確定する大切なプロトコルです。些細な事でも誰かに何かをしてもらったら大きな声で心を込めて「ありがとう」と伝えるといいでしょう。毎日最低10人には「ありがとう」と伝えたいものです。

  • 音楽

音楽は心に訴求する力があることが知られています。もちろん聴き過ぎは逆効果ですが、日頃あまり音楽に触れていない人は1日に1回くらいはゆっくりと音楽を聴く習慣を付けるといいでしょう。カラオケで歌ったりしてもいいでしょう。

  • ダンス

古来から踊る事は心と深い結びつきがある事が知られています。リズムにあわせて体を動かす事を積極的に行ってみるといいでしょう。

  • 有害情報からの隔離

精神病は強力な感染力を持つ伝染病という側面を持っています。メンヘルの人の吐く呪詛のような悪意に満ちた言葉は人の心を簡単に壊す力を持っています。こういう言葉には近寄らない事、これがとても大切です。

メンヘルになってしまったら人生を大きく毀損します。メンヘルにならないように、なったら早く治るように心がけたいものです。

追記

指摘されたので下記1項目追加。他にも気づいたことがあったら教えてください。

  • たっぷり寝る

毎日規則正しくたっぷり寝る事は大切です。週平均して毎日8時間は寝たいところです。また、寝る前には気になる事、不安な事を「起きてから考えればいいや」と全て明日に先送りして気を楽にして眠ると良さそうです。