原発問題は電気の問題では無く年間4兆円の業務上横領事件の問題
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012072900276
原発問題は電気の問題では無く年間4兆円の業務上横領事件の問題。電力は足りているし電気代も下げられるが官僚電力会社メーカーが結託して着服構造をゴリ押しして大惨事を生んでいる。国民はちゃんと現実を見よう
原発問題を電気の問題とするから問題の本質を見誤る。
原発問題は利権屋が膨大な金を着服し、今後も着服し続けようという悪質な業務上横領という犯罪の問題。
電力関係では
という嘘を利権屋は喧伝しているが
電気代については
日本の電気代は韓国の3倍で米国の倍、さらに電気代中の燃料費の割合はたった15％に過ぎない
という事実をちゃんと考えるだけでオカシイ事が分かる。電気代の85%もの金は一体何処に消えたのか？米国レベルの発電運用ができるなら調達燃料費が幾ら高くても4割程度の電気代値下げが可能だ。
そもそも15％しか燃料部分で差が無いなら原発か火力かでは電気代を安くする効果は微々たる物だし、より建築費がかかって廃棄物処理コストがかかる原発は逆にコスト高の可能性が高い。
電力については、そもそもこれ程の酷暑でありながら原発無くても充分に足りていた現実がある。また、もし、予備率上で問題があるなら民間の電力の融通を受ければ良い。民間の発電総量は9000万KW、このうちすぐに使える物が6000万KWもある。予備率上げるために100万KW積み増す位はすぐにできるはずだ
参考：常用発電と非常用と自家発 - アナログとデジタルの狭間で
つまり、原発無くても電力は足りているし電気代も下げられる。
もし、脱原発で燃料輸入が増えるのが嫌なら地熱と洋上風力、省エネなどを推進すれば良い。
地熱で10％
洋上風力他で15%
地中熱活用等省エネで10%
この位の電力は10年程度で実現可能だ。
原発の問題は電気の問題では無い事が分かる。
ではなぜ原発を強行に再稼働するのか？ 答えは簡単で年間4兆円の金を貪り続けてきた連中が今後も金を欲しいからだ。安全対策を無視して原発を爆破してきた連中は逮捕される訳でもなく責任を全く取らないままに今も暴利を貪っている。天下りする官僚は業務上横領だし、安全対策を無視して原発を爆破した連中は未必の故意による業務上過失致死傷で重大な犯罪だ。
これらを看過出来ない人は
- フクシマの安全対策をしなかった連中、避難を妨害した連中を逮捕させる
- 利権屋リストを作成し、個別に責任を追及する
に注力すべき。国会前で原発反対を幾ら叫んでも年間4兆円の金の力にはなかなか勝てない。なので、年間4兆円の利権を丁寧に崩していく事、これが原発による災害を止める一番有効な手段なのだ。
4兆円着服し続けている利権マフィアを倒す事。これが日本を活力有る社会に変えていくのに必要なプロセスなのだ。
